米インフレ減速・円高進む
米国の記録的な物価高をめぐり、先日のCPI発表より市場がピークアウトの兆しを見込み始めた。
CPI(消費者物価指数)ではガソリンや中古車など幅広い品目で前月から価格が下がった。
発表後には米金利が急低下し、円相場は対ドルで円高へと進んだ。
要は米物価が市場予測よりも思ったより上がらなかったことを踏まえ、FRBの政策金利の利上げペースが鈍化すると予測する市場の動きから金利が低下、よって日本とアメリカの金利差が縮小するとの思惑からドルが売られ、円が買われる動きが強まったと言えると思います。
9月2日には8月の雇用統計
9月13日には8月のCPI
9月20日にはFOMC
を控えています。
今後の発表にも注目が集まりそうですね。