みずほ銀行にマイナス金利
みずほ銀行が日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利が適用されました。
メガバンクでは半年ぶりです。
日銀のマイナス金利政策では、各行ごとに決められた一定額以上にのみマイナス金利がかかります。
背景としては、
日銀の金融緩和で市場での運用難が強まるなか、みずほ銀行は市場での運用を減らし、日銀に預け入れる資金を増やしたためマイナス金利が課されることになりました。
マイナス金利が課されるとどうなるのでしょうか?
要は、銀行が日銀の預金にお金を預けているだけでお金を払わないといけないというのがマイナス金利です。
マイナス金利を課すことによって、市場での投資や、企業や個人にお金を貸した方が銀行は儲かるので、市場へお金を流す狙いがあってマイナス金利を課しています。
良いことのようですが、副作用もあって、
現在のような経済的に不安定ななかでは、運用先が限られるためマイナス金利を覚悟の上で、日銀に資金を積まざる得なくなっています。
世界的なトレンドで言うと「脱マイナス金利」の流れが加速しているだけに、日本はこの副作用とどう向き合うべきなのでしょうか?