日経平均・欧米株が上昇!なぜ上がる?
世界で株価が反発しています。
8月17日の東京株式市場では、日経平均株価が7ヶ月ぶりに2万9千円台へ回復しました。
欧米株についても回復が鮮明です。
情勢不安定のなか、なぜ今なのでしょうか?
これは先日アメリカで発表された、
アメリカ雇用統計
CPI(消費者物価指数)
がどちらも市場予測よりも良い状況である結果が出たため、インフレのピークアウトと、米国の利上げペースの鈍化への期待の表れが背景です。
ただ、債権市場や商品市場では景気後退の懸念が根強い状況が続いています。
株式市場のみ楽観的な見方が多く、上昇の持続性という意味では疑問があるところです。
とは言いつつも、7月のCPIの発表が市場予想よりよ下回ったことは、今後の利上げペースの鈍化への期待は強まっていることは間違いありません。
期待による一時的な上げとなる株式市場は、今後もアメリカの発表に揺さぶられる不安定な相場が続くと思います。
9/2 アメリカ雇用統計
9/13 CPI(消費者物価)
今後もこのような発表には注視する必要がありそうです。