【貿易赤字】円安なのになぜ輸出が増えないのか...
日本の貿易赤字が常態化しています。
財務省の発表によると、貿易収支は1兆4367億円の赤字となっています。
原因は、「資源の高騰」と「円安」による輸入価格の上昇である。
しかし、半導体不足などの影響で円安なのに輸出が鈍いことも理由であります。
輸入価格が上がって、輸出が伸びない...
そりゃ貿易赤字になります。
これから世界経済が減速、停滞すれば輸出の逆風となり、貿易赤字が定着する可能性もあります。
また、7月の輸出数量指数は、前年同月と比べて2%下がっており、5ヶ月連続で前年を下回っております。
要は、円安によって輸出額は上がっているが、輸出数量は増えていない状況です。
根本的に世界経済が回復に向かう先行きが見えないことには、貿易黒字化は難しそうですね。